DMO
DMO(観光地域づくり法人)
観光地域づくり法人「登録DMO」の登録
株式会社遠野ふるさと商社は、令和6年3月29日付けで登録観光地域づくり法人(登録DMO)に登録されました。
DMO制度は「観光地域づくり」を取り組む際に、
地域の中で司令塔の役割を担う法人を観光庁が登録する制度です。
遠野ふるさと商社は、遠野市と市内の観光関連事業者が協力する官民一体の協議会「観光マネジメントボード遠野」の
舵取り役として、各種観光施策を推進しております。
今後も、多様な関係者と連携しながら、持続可能な観光まちづくりを推進してまいります。
観光地域づくり法人(DMO)について
https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/dmo/
「観光マネジメントボード遠野」について
岩手県遠野市では、市内の観光関係団体を中心に組織されていた協議会が解散したことから
観光地域づくりのマネジメント組織が一時不在となっていました。
そこで令和5年4月、昨今の旅行形態の多様化に対応し、持続可能な観光まちづくりを実現するため、
観光・文化・産業振興を推進している現場の事業者によって構成されたのが、「観光マネジメントボード遠野」です。
官民連携の協議会として、「遠野市観光推進基本構想」案及び「遠野市観光基本計画」に基づいた
観光施策の意思決定、参加組織間の情報共有を行っています。
遠野版DMO マネジメントの仕組み
構成組織
・遠野ふるさと商社(DMO、事務局、物産振興、ふるさと納税)
・一般社団法人 遠野市観光協会(観光案内、旅行商品開発)
・遠野商工会(地域事業者連携支援)
・認定NPO法人 山・里・暮らしネットワーク(エコツーリズム、農家民泊)
・株式会社 BrewGood(プロモーション、特産品開発)
・株式会社 富川屋(旅行商品企画、文化振興)
・岩手県旅館ホテル生活衛生同業組合遠野支部(宿泊)
・岩手県交通株式会社遠野営業所(二次交通)
遠野市観光ビジョン
語りたくなるわけがある。
物語が生まれるまち、遠野
本ビジョンは、来訪者が思わず人に語りたくなるような特別な旅の体験をしてもらうよう、迎える地域側が目指すコンセプトです。
来訪者が遠野でのそれぞれの自分だけの体験を、つい人に語りたくなる“物語”ととらえ、来訪者が“物語”を人に語ることで、人がさらに人を呼び込む、そして遠野ファンとなり、また訪れたくなる地域になることを意図しています。
「遠野物語」に代表されるように、これまで遠野市は、昔話の語り部がおり、日本の原風景が残るどこか懐かしいイメージを発信してきました。「遠野物語」発刊から110年が経ち、観光スタイルが多様化していく中で、「遠野物語」にまつわる資源は時代に即した伝え方が必要になっています。またホップやビールなどの新たな遠野のイメージや、その先にある里山の暮らしや郷土芸能、雲海など、豊富にある観光資源を、地域に住まう人が来訪者に心を込めて伝えていくことを目指します。
行動指針
1. 住む人も、訪れる人も、働く人も、心が豊かになる地域を目指そう。
2. 他の地域の人たちに遠野の誇りを伝え続ける中から、新しい遠野の魅力をつくりだそう。
3. 観光によって地域の産業に新たな活力をもたらそう。
各種調査・マーケテイングレポート・セミナー資料
遠野ふるさと商社では、持続可能な観光まちづくりの推進のため、令和5年度から継続的に遠野市の観光に関するデータを収集・分析しています。観光関連事業者の皆さんにお役立ていただけるようレポートやセミナー資料を公開しています。